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都の春(とらや)

「都の春(みやこのはる)」こなし製:とらや

 

紅と緑を染め分けて、京都の春の華麗さを表わしています。柳の緑や桜の紅を錦に見立て、春爛漫の情景を詠んだ『古今集』の歌 「みわたせば柳桜をこきまぜて都ぞ春の錦なりける」を思わせます。大正7年(1918)に初めて創作されました。(パンフレットより)