「春うらら(はるうらら)」求肥製:菊家
求肥生地で白小豆こし餡を包みまるめます。さらに、錦玉羹を淡い紅色に染め、薄く桜花形に抜いたものを二枚使って求肥餅を包み込んでいます。
春のうららかな日射しに育まれながら、ふっくら膨らんできた桜のつぼみを写したお菓子です。
今日は春らしいのどかな陽気でとても気持ち良かったですね。まさに「春うらら」な一日でした。
春の二大代名詞である「うららか」と「のどか」の意味を辞書で引いてみると、
うららか:空が晴れて、日が柔らかくのどかに照っているさま。
のどか:空が晴れて、天候が穏やかなさま。うららかなさま。
というように、それぞれの説明の中にそれぞれの単語がはいっているという、切っても切れない関係にある言葉のようです。
この暖かさで、桜のつぼみも順調に生長していることでしょう!開花がますます楽しみになりますね。