敬老の日にちなみ、長寿の象徴である、鶴と亀の絵柄が入った期間限定の新商品です。
「長寿辿・鶴(ちょうじゅてん・つる)」:清閑院
白く仕上げた餡で柚子餡と白味噌餡をつつみ、木型で鶴の文様を押し抜いたお菓子です。
「長寿辿・亀(ちょうじゅてん・かめ)」:清閑院
薄紅色の餡で栗餡と小豆餡をつつみ、木型で亀甲文様を押し抜いたお菓子です。
ほろほろと口どけの良い食感に、柚子や栗などの上品な風味が加わり、とてもやさしい甘さに仕上がったお菓子で、お年寄りにも食べやすく、喜んでもらえる逸品だと思います。
菓銘の「長寿辿」は、最初何と読むのか、皆目見当がつきませんでした。「辿」は“記憶を辿る”のように、「たど」と読むことは知っていましたが、音読みでは「てん」と読むのですね。
この「辿」には、“わかりにくい道をさがしながらゆっくり進む”、“次々にあらわれる目じるしを追って、たずね求める”という意味があるそうです。
今まで長い道程を辿ってこられた人生の先輩たちと、おいしい和菓子を食べながら、思い出や足跡を辿り、これからも末永く健康で楽しい日々を辿っていけるよう、家族みんなでお祝いしたいですね。