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福笑い

「福笑い(ふくわらい)」薯蕷製:亀屋万年堂

 

福笑いは、「おかめ」「おたふく」と呼ばれるお福面の、顔の輪郭だけを描いた紙の上に、目隠しをされた者が切り抜いた眉、目、鼻、口などを並べていく遊びです。

 

子供のころはお正月のたびによくやったものですが、テレビゲーム慣れした最近の子供はこんな素朴な遊びはもはやしなくなっていますね。 

目隠しをされている為、位置のずれた可笑しい目鼻立ちになって、みんなで大笑いするという、なんともほのぼのした遊びです。 

このお菓子の目鼻立ちの位置は、いたって普通。もっと滑稽な表情にしてもよさそうですが、真っ赤なほっぺが愛らしく、微笑ましい、おめでたいお饅頭ですね。中は小豆こし餡。