「岩根つつじ(いわねつつじ)」きんとん製:美鈴
緑色に染めたそぼろで餡を包み、さらに目の細かい紅色のそぼろをところどこに添え、色鮮やかに咲き誇るつつじを表現しています。
岩根つつじとは、岩の根元に咲くつつじのことです。
つつじを漢字で書くと「躑躅」。とても難しい漢字です。
「躑躅」は本来「てきちょく」と読むそうで、 意味は、「二、三歩行っては止まること/進まないこと/ためらうこと/躊躇」 。
つつじの種類によっては、花の蜜に毒のあるものがあり、それを知らずにつつじの花を食べた羊が、二、三歩進んで倒れたというところから、「躑躅」と書いて「つつじ」と読むようになったとか。
そういえば「つつじ」と「ひつじ」も一文字違いでよく似ていますよね!(笑)
私の実家の裏山には天然の山つつじがたくさんあり、子供の頃はよくその花の蜜を吸って遊んだものだった。 今から思うとちょっと怖いですね。
毒つつじでなくでよかった。