「青柳結び(あおやぎむすび)」煉切製:蜂の家
小豆のこし餡を、よもぎの煉切で熨斗(のし)のような結び目にして包んでいます。
青柳は葉が青々としてきた頃の柳を指します。
「結び=良い縁を結ぶ」という縁起物でもあります。
また、結びの「むす」は,「産(む)す」「生(む)す」という言葉とつながっているともいわれます。
さらに、丸く結んでできた「輪」に「和」の意味を重ね合わせ、「平和」や「円満」の象徴であるともいわれています。
細く垂れ下がった無数の柳の枝が、青々とした瑞々しい葉をいっぱいにつけているのを見ると、思わず見入ってしまいますね。