「菜の花(なのはな)」きんとん製:栗山
緑と白の二色に染め分けたそぼろで餡を包み、菜の花に見立てた黄色い煉切製の花をのせ、さらに大納言小豆を一粒添えています。
まだまだ寒い日が続いていますが、鮮やかな菜の花を見ると、心だけでも暖かくなりますよね!
ところで、黄色い花の間にちょこんと載せられた小豆粒は何をあらわすのでしょう?
いろいろ考えてみましたが、花蜜を採りに来た蜜蜂に見立てるのが一番自然かなという感じです。
みなさんはどう思いますか?
花の咲く時期は,昆虫の活動が始まる時期でもありますしね。
春は、蜜蜂もたくさんの幼虫を育てるので、蜜と花粉がいっぱい必要になります。だから、蜜蜂の群れが菜の花畑にやってきては、蜜を採り、花粉を集め、花粉団子を足に付けて、せっせと巣に持ち帰っていきます。