「宇治の里(うじのさと)」求肥製:とらや
求肥で飴餡を包み、宇治抹茶と徳島産の和三盆糖を合わせてまぶしたお菓子です。 抹茶の風味と季節感あふれる若葉の色合いが目に優しいですね。享和2年(1802)に初出のお菓子です。
新茶の季節がやってきましたね。
「夏も近づく八十八夜〜」とよく歌われますが、この八十八夜とは立春(2月4日頃)から数えて88日目(5月2日頃)にあたる春から夏へと変わる節目の日のことです。
この時期に摘まれた茶葉が新茶(一番茶)となります。
新茶はその後に摘まれるお茶の葉よりも、渋みが少なく、テアニンという旨み成分も多く、香り高いお茶になるそうです。
新緑の茶畑