「たちばな」煉切製:いづみや
白い煉切で小豆こし餡を包みまるめ、手技でたちばなの花をかたどり、朱色の羊羹の実と緑の煉切の葉を配したお菓子です。
このお菓子のポイントは、いづみや三代目オーナー三堀純一氏が考案した特殊な道具を使い、さじ切りならぬ「針切り」という手法で刻まれる花びらのシャープな造形です。
この道具は「針切り箸」という名前が付いていて、お箸の先が針になっているものです。
(出典:http://www.imgrum.org/user/kazushitanaka/2288656684/1299926436320454195_2288656684)
シベの部分も、白と薄黄色のみじん粉を丁寧に付けて表現していて、本物のたちばなの花と比較すると、その完成度の高さがよくわかりますね。
(出典:http://www.hana300.com/tachib1.html)