風鈴

風鈴 · 2018/07/17
とりわけ音に対して独特の感性を持つ日本人は、外国人にとって雑音にしか聞こえないような音に対しても風情を感じ取り、それぞれの季節を愛でる習慣があります。 春の音の代表としては、うぐいすのさえずりが、そして、秋には虫の音、冬には木枯らしや吹雪の音。...

風鈴 · 2017/08/06
「夏床几(なつしょうぎ)」外郎製:鶴屋吉信 ブルーと薄緑色にぼかし染めた外郎生地で白こし餡を包みまるめ、上面に軽く焼き目を付けます。さらに、表面に刷り込み技法で風鈴を描き、柄に見立てた蜜煮のゴボウを挿して団扇(うちわ)を写したお菓子です。...

風鈴 · 2017/08/06
「風鈴(ふうりん)」求肥製:大倉山青柳 白と淡い水色にぼかし染めた求肥生地で白こし餡を包み丸めます。さらに、中央部をへこませ、釣鐘の丸い輪郭を肉桂粉で縁取り、風になびく羊羹製の短冊を添え、風鈴を写したお菓子です。 風に揺れ、ちりーん、ちりりーんと、清涼感あふれる音を奏でる風鈴は、夏の風物詩ですね。...

風鈴 · 2017/08/06
「風鈴(ふうりん)」錦玉・煉切製:いづみや ベージュ色と水色の二色に染め分けた煉切を薄く延べ、ベージュ色には千筋を付けて簾(すだれ)に見立て、水色は風鈴の形にくり抜きます。さらに、この二色の煉切生地を透明な円柱状の錦玉の周りに巻きつけ、風鈴の短冊を添えたお菓子です。

風鈴 · 2017/08/06
「江戸風鈴(えどふうりん)」煉切製:菊家 水色と白にぼかし染めた煉切で白こし餡を包みまるめ、側面を洞穴のように凹ませ、緑の羊羹製の楓をのせます。さらにピンク、白、紫色に染め分けた短冊状の煉切を少しねじるように添え、江戸風鈴を写したお菓子です。 後ろ姿はこんな感じです。