· 2018/06/17
「つた」求肥製:梅園 求肥で白こし餡を包み成形し、上面に緑の羊羹製の蔦の葉を配し、緑のグラス絞り羊羹で蔓を、その蔓が絡むフェンスを焼印で表現しています。 4年前にも同じお店、同じ主題、同じ銘のお菓子を購入していますが雰囲気が異なります。

 · 2017/11/02
「深山路(みやまじ)」求肥製:福島家 羊羹地を紙の上に薄く円形に流して固めます。この羊羹の上に、白こし餡入りの求肥をのせ、ひだを寄せながら包み込み、緑の羊羹でつるを描き、煉切製の蔦の葉を配したお菓子です。 変化に富んだ羊羹のひだ模様は樹皮の質感そのもので、大木に絡みついた蔦紅葉の姿を彷彿とさせる逸品ですね。

 · 2017/11/02
「山つた(やまつた)」雪平製:文銭堂本舗 白こし餡入りの雪平饅頭に凹みを付け、その中に蜜漬け大納言を入れ、羊羹製の蔦(つた)の葉を添えたお菓子です。 蔦はつる性の落葉低木で、いろいろな物にどんどん絡みつくようにして伸びていくのが特徴です。 山野では木々や岩、崖に絡みつき、街中では建物の塀や壁に絡みついている様子をよく目にします。...

 · 2017/11/02
「蔦もみじ(つたもみじ)」雪平製:栗山 真っ白な雪平(せっぺい)生地で餡を包み、上部を少し凹ませ、刻んだ栗の甘露煮をのせ、さらに赤く紅葉した羊羹製の蔦の葉と巻いた蔓(つる)を添えています。 黄色く色づいた落葉樹に絡みついた蔦が、茜色に紅葉している様子が目に浮かびます。...

 · 2017/11/02
「秋の色(あきのいろ)」鹿の子製:一炉庵 青えんどう豆の鹿の子の上に淡雪をかけ、羊羹製の蔦(つた)の葉と巻いた蔓(つる)を添えたお菓子です。

 · 2017/11/02
「色づき(いろづき)」求肥製:三英堂 小豆こし餡入りの求肥餅の上に暗紫色の羊羹で蔓(つる)を描き、羊羹製の蔦(つた)の葉を添えたお菓子です。 蔦はいろいろな物にどんどん絡みつくようにして伸びていくのが特徴で、この「伝う」ように広がる性質から「つた」と名付けられたと言われています。...

 · 2017/11/02
春には黒いつるから赤や白の芽をふき出し、夏になると滴るような青葉を鬱蒼と茂らせ、秋には燃え上がるように色づき、そして冬には葉を落とし、残されたつるが独特の模様を描きだす。 一年を通して変化を楽しめる蔦ですが、その中でも、とりわけ美しいのは、晩秋の蔦紅葉ですね。