桔梗

桔梗 · 2018/08/09

「桔梗（ききょう）」きんとん製：豊島屋 紫色と白に染め分けた二種類の生地を重ね、漉し器で濾してそぼろにします。小豆つぶし餡の餡玉のまわりにバランスよくそぼろを植え付け、桔梗を写したお菓子です。 きんとん製で桔梗を描く場合、緑に染めたきんとんを葉に見立て、その上に煉切やこなしでかたどった花を配するのが一般的です。

桔梗 · 2017/09/10

「一重草（ひとえぐさ）」煉切製 紫色と白にぼかし染めた煉切で小豆こし餡を包んみ、茶巾絞り仕立てにし、黄色煉切のしべをのせたお菓子です。一重草とは桔梗の異称です。

桔梗 · 2017/09/10

「初秋（はつあき）」きんとん製：鶴屋吉信 緑色に染めたそぼろを小豆つぶ餡のまわりに植え付けます。さらに、紫色と透明な錦玉をさいの目状に切って散らし、朝露に濡れる桔梗を写したお菓子です。 この時季、桔梗を写した上生菓子をよく見かけます。その多くは特徴的な五弁花を手技で写実的にかたどったものです。...

桔梗 · 2017/09/10

「桔梗（ききょう）」外郎製：鶴屋吉信 紫色に染めた外郎生地で小豆粒餡を包み、星形に折り畳むように包んで桔梗の花を写しています。 外郎生地を折り紙のように立体的に折りこんだ造形が見事ですね。また、密度の濃い小豆粒餡が、ボリューム感のある外郎とうまくつり合っています。 桔梗は夏から秋にかけて、釣り鐘型の花をつけます。青紫色の花が特徴ですが...

桔梗 · 2017/09/10

「乱桔梗（らんききょう）」きんとん製：鶴屋吉信 緑色に染めたそぼろを小豆粒餡のまわりに植え付け、紫色と白の二種類に染めたこなし製の桔梗の花を添え、サイコロ状の錦玉を散らしています。 朝露に濡れながら、咲き乱れる桔梗の花を写しています。...

桔梗 · 2017/09/10

「桔梗（ききょう）」煉切製：みのや本店 紫色と白にぼかし染めた煉切で小豆のこし餡を包み、手技（てわざ）で桔梗の花形を写したお菓子です。花芯に見立てた黒ごまを三つ添えています。 桔梗は、上生菓子の主題としても人気の花で、いろいろな意匠のものがありますが、よく目にするのは、星型の特徴的な花の形を手技でかたどったものです。...

桔梗 · 2017/09/10

「桔梗（ききょう）」きんとん製：五十鈴 緑色と白に染め分けたそぼろを小豆つぶ餡のまわりに植え付け、紫色と白にぼかし染めた煉切製の桔梗の花を添えたお菓子です。 夏の日差しの下、白く照り輝く桔梗の花を写しています。

桔梗 · 2017/09/10

「花桔梗（はなききょう）」道明寺製：とらや 桔梗の一輪をかたどった瀬戸型に、薄紅紫色に染めた道明寺羹を流し込み白小豆こし餡を包んでいます。 安永2年(1773)頃に初めて創作されたということですから、250年近くも連綿と守り継がれている由緒正しいお菓子ですね。...

桔梗 · 2017/09/10

「桔梗（ききょう）」煉切製：大倉山青柳 紫色と白にぼかし染めた煉切で小豆のこし餡を包み、手技(てわざ) で桔梗の花を写したお菓子です。 清々しい秋の空気の中で、清楚に、凛々しく、折り目正しく咲く桔梗の花姿が目に浮かぶようです。...

桔梗 · 2017/09/10

「桔梗（ききょう）」煉切製：シベリア本舗 青紫色と白にぼかし染めた煉切で小豆こし餡を包みまるめ、ヘラにて桔梗の花形を刻み、花芯と葉を添えたお菓子です。