· 2018/03/06
先月、伊勢丹新宿店で開催されていた「香川デザイン倶楽部」の展示販売会で、菓子木型を4点購入しました。 九州・四国地方でただ一人の存在といわれる菓子木型職人、市原吉博氏の貴重な作品です。 その中から、今回は「松かさ」をかたどったこの木型を使って、お菓子を作ることにしました。

 · 2018/01/11
「松壽(しょうじゅ)」 きんとん製 :湊屋 緑色に染めたそぼろを、小豆つぶ餡のまわりに植え付け、その上に大納言小豆の蜜漬けを三つ配したお菓子です。 神を「待つ」、神を「祀る(まつる)」といった言葉がその語源になったと言われる松は、真冬でも青々とした葉を茂らせることから、長寿と健康のシンボル。 まさに、新年にぴったりの晴れやかな逸品です。

 · 2017/01/11
「松に梅(まつにうめ)」煉切製:秋色庵大坂家 小豆煉切を緑・白・赤に染め黄身餡を包み、木型で松と梅を描き、梅のしべに見立てた黄色いそぼろを添えたお菓子です。 雪の中でも緑を保ち、雄々しくそびえる松と、寒中に凛として開花する梅の花を見事に融合した逸品ですね。...

 · 2017/01/05
右下 「松(まつ)」煉切製:いづみや 左 「祝竹(いわいたけ)」煉切製:いづみや 右上 「福梅(ふくうめ)」煉切製:いづみや 松竹梅も、正月のおめでたい植物として欠かせない三点セットですよね。

 · 2017/01/01
新年明けましておめでとうございます。 昨年もたくさんの方々に当図鑑をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。 今年は次の三つの目標を掲げて頑張りたいと思いますので、引き続き温かく見守っていただけたら幸いです(^^♪ 1. 130年前の和菓子図案画集を基に木型を作成し、オリジナルの和菓子を創る。 2....

 · 2016/05/21
「新千歳の緑(しんちとせのみどり)」道明寺製:とらや 緑色に染めた道明寺生地で白小豆つぶ餡を巻き、千年も変わらない松のめでたさを表したお菓子です。昭和4年(1929)に初めて創作されました。 「千歳」とは長い年月、永遠などを意味します。(とらやパンフレットより)

 · 2016/01/31
「若緑(わかみどり)」薯蕷製:とらや 紅色と緑色に染め分けた二色の薯蕷生地で、白小豆餡で作った羊羹をはさんだお菓子です。 干菓子として元禄7年(1694)に初めて創作された、歴史ある逸品です。 若緑とは、「新鮮な緑色・新緑」の意味ですが、俳句の世界では、特に「松の枝から伸び出した新芽」のことをいい、春の季語になっています。...

 · 2016/01/11
「松寿(まつじゅ)」こなし製:豊島屋 緑と白にぼかし染めたこなしで白小豆入りの白こし餡を包み、「三つ追い松葉の丸」の紋を写した木型で押し抜いたお菓子です。 「三つ追い松葉の丸」とは、下図のように三つの松葉が円形に連なった家紋のことです。

 · 2016/01/05
「門松(かどまつ)」煉切製:一炉庵 不老不死の象徴である松の葉をかたどった木型で押し抜いたおめでたいお菓子です。抹茶煉切。

 · 2015/05/20
「新濱の松(しんはまのまつ)」求肥製:とらや 大正時代の菓子絵図帳に描かれたお菓子で、紅と緑の二色があり、かつては州浜製(きな粉と蜜を練り固めたお菓子)でつくっていました。...

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