山吹

山吹 · 2018/06/19
晩春から初夏にかけて、五弁の鮮やかな黄花を咲かせる山吹を表現したお菓子です。

山吹 · 2016/04/28
「山吹(やまぶき)」求肥・小倉製:田園調布あけぼの 求肥を中心にして、その周りを囲うように小豆つぶ餡で包み、さらにその上に、煉切製の黄色の花と緑の葉を添え、山吹を写したお菓子です。 昔は、梅が咲くと春が始まり、山吹が咲くと終わるといわれていたように、他の春の花が咲き終わる4〜5月ごろに、最後に花を咲かせます。...

山吹 · 2015/05/02
「白山吹(しろやまぶき)」きんとん製:栗山 緑色と白にぼかし染めたそぼろを餡のまわりに植え付け、煉切製の白い花を二輪添え、白山吹を写したお菓子です。 白山吹は、晩春から初夏にかけて白い四弁花を咲かせる落葉小低木です。 黄い花を咲かせる山吹(やまぶき)の白色版と思われがちですが、植物学上、同じバラ科ですが、属の異なる花です。...

山吹 · 2014/05/23
「花山吹(はなやまぶき)」きんとん製:菊家 緑色と白に染めたそぼろを餡のまわりに植え付け、黄金色に染めた煉切で山吹の花をかたどり数輪添えています。 「山吹」という名前の由来にはいろいろな説があります。 ・ しなやかな枝が、山中で風に揺れ動く様子を「山振り(やまふり)」と呼び、これに由来するという説。...

山吹 · 2014/05/05
「井出の里(いでのさと)」きんとん製:とらや 黄色に染めたそぼろを小豆つぶ餡のまわりに植え付けたお菓子です。 井出(手)は、現在の京都府綴(つづ)喜(き)郡井手町にあたり、山吹の名所として知られていました。そのため「井出」の名のつくお菓子は、山吹の花の色、黄色がよく用いられています。棹物として元禄7年(1694)に初めて創作されました。

山吹 · 2014/04/13
「花山吹(はなやまぶき)」かるかん製:両口屋是清 緑色に染めたかるかんに黄色のそぼろを散らして餡を巻き包んでいます。 かるかんとは、山芋をすりおろし、上新粉や砂糖などと混ぜ、蒸したお菓子です。漢字で書くと軽羹となります。 山吹は、日本原産のバラ科の植物なので、英名で「Japanese rose(ジャパニーズ・ローズ)」とも呼ばれます。...

山吹 · 2014/03/29
「水山吹(みずやまぶき)」薯蕷製:とらや 上下の黄色い薯蕷製の生地は咲き乱れる山吹を、中央の黒い羊羹は川の清き流れを表現しています。 1686年(江戸時代)に初めて考案されたお菓子です。 とてもシンプルなお菓子ですが、薯蕷と羊羹の配分が絶妙で見事です。...

山吹 · 2014/03/18
「山吹(やまぶき)」外郎製:鶴屋吉信 鮮やかな黄色に染めた外郎で粒餡を包み、五枚の花弁の形に折りこんで、中央に橙色に染めた花芯を添え、山吹を表現しています。 3月12日(水)〜3月18日(火)の期間、横浜そごうで開かれている「第29回 京のみやび 京都老舗の会」に行ってきました。...