団扇・扇

団扇・扇 · 2017/08/03
「地蔵尊(じぞうそん)」煉切製:福島家 紫色と白にぼかし染めた煉切で餡を包み、扇の形をした檜扇紋(ひおうぎもん)の木型で押し抜いたお菓子です。要(かなめ)の部分に金箔を添えています。 文久元年(1861年)には既に菓子屋を営んでいたという記録が残る「福島家」さんですが、”おばあちゃんの原宿”として有名な、巣鴨の駅前に店を構えています。...

団扇・扇 · 2017/08/03
「風のやどり・緑(かぜのやどり・みどり)」抹茶水羊羹製:とらや 抹茶水羊羹を扇の形に固めたお菓子で、大正7年(1918)に初めて創作されました。 扇は、あおいで風を起こすだけでなく、儀式や祭事、舞踏の道具としても使われます。...

団扇・扇 · 2017/08/03
「宵まつり(よいまつり)」餅皮製:両口屋是清 ピンク色に染めた餅皮で小豆つぶ餡を包み、上南粉をまぶし”祭”の焼印を押します。さらに、柄に見立てた昆布を挿し、うちわをかたどったお菓子です。 うちわを写した上生菓子では、黒文字を挿して柄に見立てることが多いですが、このお菓子では食べられる昆布を用いているのがポイントです。

団扇・扇 · 2017/08/03
「夕涼み(ゆうすずみ)」煉切製:菊家 ピンク色と白に染め分けた煉切で小豆こし餡を包みうちわの形をかたどります。その上面に、煉切と羊羹で桔梗の花を描き、柄に見立てた棒状の羊羹を水平に挿したお菓子です。

団扇・扇 · 2017/08/03
「涼風(りょうふう)」雪平製:成城風月堂 真っ白な雪平生地で小豆こし餡を包み団扇(うちわ)の形をかたどり、黒文字を挿し、朝顔の焼印を押したお菓子です。

団扇・扇 · 2017/08/03
「夕涼み(ゆうすずみ)」錦玉製:蜂の家 小豆煉り羊羹を台にして栗の甘露煮を一粒のせ、円柱状に錦玉で固めます。月が少し欠けたように、一部分を円弧状に削り取り、その部分に黒文字を水平に挿し団扇に見立てています。...

団扇・扇 · 2017/08/03
「涼風(りょうふう)」薯蕷製:みどりや 薯蕷饅頭で団扇を表現したお菓子です。 絵柄はシンプルに薄紅と緑の色付けのみで、食べる人が自由に発想して楽しみます。私は、スイカとか朝顔のイメージが浮かびました。柄の部分は黒文字を使っています。

団扇・扇 · 2017/08/03
「宵まつり(よいまつり)」外郎製:両口屋是清 少しわかりにくいですが、焼印で「祭」の漢字を焼き付けています。柄の部分は昆布でできていて、食べられます。

団扇・扇 · 2017/08/03
「涼風(りょうふう)」煉切製:大倉山青柳 繊細に描かれた、涼やかなホタルの絵柄が見事です。柄の部分は竹串を挿しています。 団扇は涼を取る以外にも、焚物の火を盛んにしたり、蚊や蝿を追い払うなど、用途はさまざまですが、団扇といえば必ず思い出す子供の頃の光景があります。...

団扇・扇 · 2017/08/03
「うちわ」煉切製:青柳 白い煉切で餡を包みまるめ、赤、黒二色の羊羹製の金魚を配します。さらに、焼印で団扇の骨組みを描き、爪楊枝を挿して柄に見立てています。

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